こんにちわ!MASUOです。
今日はダイソーの2023年新商品で話題になっている1,000円(税込み1,100円)で販売中の「ダッチオーブン」についてレビューします。
結論から言うと、100%オススメ商品です!!
ダッチオーブン(鋳物)は手入れが大変なところもありますが、煮る・焼く・蒸す・揚げるなど様々な調理に利用でき、その苦労が報われるくらい美味しい料理が作れます。
今回はシーズニングの方法から自動炊飯で白米を炊いた時のメスティンとの比較まで徹底レビューしますので、ぜひ購入の参考にしてください。
1000円のダッチオーブンはどこに売っている?
購入について注意点が1つあります!
1000円のダッチオーブンはダイソーの「大型店」もしくはネットストアでしか販売していません!
近所のダイソーが大型店かどうかは、ダイソー店舗マップで確認できるので、お出かけの前にチェックしましょう。
ダイソーネットストアでお買い物の際は下記リンクからどうぞ。
店舗では売り切れている所が多いようですが、ネットストアでは6/19現在で、まだ在庫があります。
お近くに大型店が無い方や確実に今すぐ購入したい方はネットストアでの購入をオススメします。
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ダイソー ダッチオーブン(1000円)ダッチオーブンのスペック
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ダイソーのダッチオーブンは良くキャンプで見るサイズの物より、かなり小さい小型のダッチオーブンになります。
商品サイズ | 本体:16.5cm✕12.5cm✕11.5cm |
内径(上部) | 11.5cm |
深さ | 8.5cm |
重さ | 1.5kg |
容量 | 0.7L |
材質 | 本体:鋳物(鉄) 持ち手:ステンレス鋼 |
大きさは、手のひらに乗る程度のサイズです。
ダッチオーブンと聞けば、「大きい」「重い」と言うのが第一印象で、ソロキャンプがメインの場合は購入を迷う方もいらっしゃるかと思いますが、ダイソーのダッチオーブンはソロでも扱いやすいサイズと重さです。
有名メーカーの小型ダッチオーブンなどは2000円~3000円程度で販売しているものが多く、ダイソーのダッチオーブンのコスパの良さが際立ちます。
基本的に足が無いダッチオーブンはIHでも使用可能なのですが、ダイソーのダッチオーブンは底面が小さすぎるのか、我が家のIHでは反応せず使うことはできませんでした。IHでの普段使いを検討されている方はご注意ください。
シーズニングについて
ダッチオーブンはシーズニングと呼ばれる油膜を作る工程が必要になります。
油膜を作ることで錆びづらく、食材も張り付かず焦げにくくなります。
簡単なシーズニングの方法をご紹介します。
洗剤で良く洗う
工場出荷時に錆止めなどで塗られている油がありますので、まずは洗剤を使って良く洗いましょう。
金たわしは傷をつけてしまうので使用NGです。スポンジかたわしを使用しましょう。
空焚きをする
弱火~中火でゆっくりと空焚きします。余計な油分がある場合は白い煙が出てきますが、焼き切って煙が出なくなるまで加熱を続けます。
加熱を続けると全体が真っ黒くなってきます。
蓋も同じ作業をしてください。
油を張ってなじませる
空焚きができたら、熱いうちに油を張ってください。底面だけでなく、全体に油がなじむようにキッチンペーパーなどで塗り込みます。
使う油は、油膜が形成されやすい乾性油か半乾性油をオススメします。以下の3種類が入手しやすくて使いやすいです。
- 亜麻仁油
- グレープシードオイル
- 米油(半乾性油)
良くオリーブオイルでシーズニングをするのを見かけますが、オリーブオイルは不乾性油なので乾きにくくて油膜が形成されずらいですのであまりオススメしません。
全体に塗り込んで、手で触れるくらいまでダッチオーブンが冷めたらまた加熱。この作業を3~4回繰り返します。
繰り返すほど、しっかりとした油膜を形成できるので、ここは焦らずに根気よく続けてください。
香味野菜を炒めて鉄臭さを消す
最後に家にある余りものでもよいので、香味野菜などを炒めて鍋肌全体にこすりつけます。
焦げる直前まで炒めたら取り出して冷ましましょう。
最後にもう一度油を全体に薄く塗ってシーズニング完了です。
シーズニングは普段のお手入れとしても重要な作業です。使ったら油をなじませる作業を毎回必ず行いましょう。洗剤は最初の一度のみで、以降は油膜を剥がすことになるので使用は控えましょう。
自動炊飯でメスティンと比較してみた
シーズニングが完了したら、いよいよ実践投入です!まずは、定番の白米を炊飯してみます。
ダッチオーブンとメスティンでお馴染みの自動炊飯の方法を使い米1合を炊いて味の違いを比較してみます。
簡単な自動炊飯の方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
どちらもお米1合とお水200㏄の同条件で1時間浸水させてから炊飯をしてみました。
せっかくなので外で調理開始
メスティンはポケットストーブ、ダイソーのダッチオーブンはSOTOの焚き火台テトラでチャレンジです。
使用した固形燃料は25gです。こちらもダイソー商品!
メスティン、ポケットストーブ、ダッチオーブン、固形燃料、このすべてがダイソーで入手できるなんて、改めてすごい時代ですね!ダイソーの企業努力を感じます!
ダイソーネットストアでお買い物の際は下記リンクからどうぞ。
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炊き上がりは?
メスティン
ダッチオーブン
写真の見た目にはあまり大差ないように感じますが、ダッチオーブンの方がお米に艶があって粒が立っている印象です。
ダッチオーブンの真ん中には若干の焦げ跡?らしき色が着いている部分が見えます。
いざ実食!
ジャッチは大人2名、子供1名の3名で行いました。
食感、粒立ち、うま味など、それぞれがいろいろな感覚を研ぎ澄ましてお米を味わいました。
結果は、3人ともダッチオーブンのご飯の方が美味しいと感じました!満場一致でダッチオーブンの圧勝です!
メスティンで炊いたご飯は今まで幾度となく食べてきましたし、十分に美味しいです。
しかし、ダッチオーブンで炊いた白米はレベルが違いました。
甘味がメスティン炊飯より格段に高く、お米1粒1粒の粒立ちや食感も、ふっくら炊けていて美味しい白米だと全員が感じました。
メスティン炊飯は一見綺麗に炊けているように見えましたが、底の方は焦げてはいないものの、若干水分が抜けたお米に感じる、おこげ一歩手前のご飯が全体的に広がっている気がしました。
一方のダッチオーブンは、炊き上がりでは茶色い焦げがあるのかと思いましたが、底におこげは一切なく、全体的に均一な炊き上がりでどこを食べても美味しい仕上がりになっています。茶色く見えていたのは、シーズニングの際に残った油分かと思われます。
食べ比べてやっとわかる程度の違いですが、明らかに違いがあり、改めて炊飯の奥深さを感じました。
なぜ炊き上がりに違いがあったのか?
①内部圧力の差
ダッチオーブンは蓋の重さもあり、内部圧力がメスティンよりも高く、お米がふっくらと炊き上がるのだと思います。
②形状の差
改めて形状を見てみると、メスティンは幅が広く背が低いですが、ダイソーのダッチオーブンはいわゆる鍋型で背が高いです。
また、火があたる範囲もメスティンは底面中央部がメインとなりますが、ダッチオーブンは底面全体に火があたっていることがわかります。
これらのことから考察すると、ダッチオーブンはメスティンに比べて、
- 内部でお米が踊る状態ができやすく、全体がふっくらと粒だって炊き上がる
- 鋳物は熱伝導と蓄熱性が良く、熱が逃げずらい
- 蒸らしの工程の際もダッチオーブンでは温度が保たれていて良い効果が生まれている
と予想することができます。
所感
以前、10インチのダッチオーブンでお米を炊いて美味しかった記憶がありますが、最近ではお米を炊くときはメスティン炊飯がメインになっていました。
自分の中でメスティン炊飯はかなりの安定感がありましたので、改めてダッチオーブンで炊いた白米を食べて正直びっくりしました。
同じ炊飯方法で、こんなに味に違いが出るとは思いませんでしたが、鋳物製品のすばらしさを再認識することができました!
きっとこのサイズ感も良い仕事をしているのだと感じ、ダイソーの手腕にうまくハマった感じです!
あくまでも白米を炊飯した時の比較なので、それ以外の比較ではメスティンが優れている所も沢山あるかと思います。
しかし、今回の比較では完全にダイソーのダッチオーブンに気持ちを持っていかれました。しばらくはダイソーのダッチオーブンを使って白米を炊飯すると思います。
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ダイソー ダッチオーブン(1000円)まとめ
今回はダイソーのダッチオーブンのご紹介からメスティン炊飯との比較まで、徹底レビューをしてみました。
近年はメスティン大ブームとなり、いろいろなレシピが登場していますが、ダイソーのダッチオーブンも、かなりのポテンシャルと可能性を感じる結果となりました。
↓MASUOオススメのレシピ↓
今回は白米の炊飯で比較をしたので、ダッチオーブンに軍配が上がりましたが、スタッキングの能力や持ち運びのしやすさなど、使用環境や用途によってはまだまだメスティンに軍配が上がることもあるでしょう。
今後もダイソーのダッチオーブンで新しいレシピを発掘するなど、1000円でしばらくは楽しめそうです!
皆さんもぜひ購入を検討されてみては如何でしょうか。
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