【北関東のオススメ登山】ファミリーや初心者にオススメ！1時間程度で登れて日帰り登山もできる栃木・茨城・群馬のオススメのトレッキングコース５選

こんにちわ！MASUOです。

休日の直前に明日パッと気軽に登山へ行きたいなぁ！と、いきなり思い立つ事ありますよね？

そんな時、北関東にはサクッと登れるファミリーや初心者にオススメの山が沢山あります。

今回は百名山に選ばれている人気の山からローカルな里山まで幅広く登山が楽しめるスポットをご紹介します。

どの山も１時間程度で気軽に登れて、首都圏からであれば日帰りで行ける人気のトレッキングコースです。

北関東の３県、それぞれの県でのオススメな山をご紹介しますので、次回の登山の参考にしてください。

【重要】登山の準備について

低山や日帰り登山でも油断せず。安全が最優先！

”登山の準備について”は、少しでも事故防止や危険防止に役立てて頂きたい為に登山系記事では毎回書いています。読んだことある方、知っているよという方は次の見出しまでスクロールをお願いします。

無事に下山することが最終目的と言ってもいい登山。
低山や里山の日帰り登山でも、準備や情報収集を怠ればいざという時に安全を確保することが難しくなります。
先ずは、目的地や日程の候補が決まったら必ず確認する項目がありますのでご紹介します。

栃木県のオススメコース

茶臼岳

茶臼岳は那須連山の中の１つで、日本百名山に数えられる名峰。那須連山とは、栃木と福島の県境に連なる茶臼岳、朝日岳、三本槍岳が連なる那須火山群一帯の総称です。

夏の新緑のや秋の紅葉を見ながらの登山など、季節ごとに表情の違いがあるので、1年中楽しむことができる人気の山です。また、茶臼岳は今でも活動を続けている火山です。現在でも噴煙を上げており、場所によっては硫黄の匂いがしたりと、自然をダイレクトに感じることができます。

峠の茶屋駐車場から進むと、最初は樹木帯を進みます。峰の茶屋跡避難小屋辺りでは眺望も良くなり景色を堪能しながら休憩をとることができます。

後半はガレ場が多く、足場の悪いところもありますが、特に危険個所は無く、安心して登山を楽しむことができます。また、山頂では噴火口を一周するお鉢巡りもでき火山の迫力を感じることができるでしょう。

体力に自信のない方は、ロープウェイを使って茶臼岳の8合目まで行くこともできるので、お子様でも気軽に登ることができます。また、体力に自信がある方には、茶臼岳から朝日岳、三本槍岳への縦走コースもありますので、幅広い方々に楽しんで頂ける山だと思います。

茶臼岳周辺には温泉も豊富にありますので、帰りに温泉で汗を流すこともでき、オススメのスポットです。

羽黒山

羽黒山は栃木百名山の１つに数えられ、頂上には稲倉魂命（うがのみたまのみこと）を祭る羽黒山神社が鎮座しています。

麓にある一に鳥居から登り始める登山道は参道にもなっており、長い石段の両脇に立ち並ぶ真っ赤な旗がたなびく様は、とても神秘的で登り進める程に心が浄化されているように思えてきます。

低山ではありますが、息が切れるくらいの急坂もあり、心地よい疲労感をもって登り進めることができます。登山道は綺麗に整備されており、迷うこともありませんし、危険個所も無いので、お子様でも安心して登山を楽しむことができます。

山頂付近にある展望台は見晴らしが良く、遠くはスカイツリーや富士山まで眺められることもあります。

山頂に鎮座する羽黒山神社では、御朱印を頂くこともできますし、鐘つき体験などもできるので、神社仏閣などに興味のある方には特にオススメの登山コースです。

筑波山（おたつ石コース）

「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山。朝夕に山肌の色を変えることから「紫峰」とも呼ばれ、男体山と女体山の2つの峰を持ち､古くから信仰の山として栄えてきました。

筑波山では様々なコースが用意され、ケーブルカーやロープウェイを使用することもでき、日本百名山の中でも標高が低く気軽に登山が楽しめる山として有名です。

今回ご紹介するのはおたつ石コースと呼ばれる、つつじヶ丘から登る比較的短いルートです、弁慶茶屋跡からは白雲橋コースと同じ道を通って女体山頂を目指すことができます。このコースでは片道にロープウェイを利用することもできます。

途中では「弁慶七戻り（べんけいななもどり）」「高天原（たかまがはら）」「胎内くぐり（たいないくぐり）」などの巨岩、奇岩があり、１つ１つ楽しみながら進むことができ、小さいお子様などは巨岩などを目の当たりにして会話も弾むことでしょう。

女体山頂上から先に進むと、２つのい峰の丁度中間に「コマ展望台」やお土産屋さん食事処などがある広場に出ることができます。コマ展望台のレストランでは関東平野を一望しながら温かい食事をとることもできるのでとても人気です。

コースによってではありますが、ケーブルカーやロープウェイを使用したり、頂上では売店やレストランで食事したりと、初心者やお子様にはとても気軽に登山を楽しめる山です。

山頂で自炊するにはメスティンがオススメ！

御前山

「関東の嵐山」とも言われ、四季折々の自然を楽しめる御前山。

今回は、「道の駅かつら」から出発しすぐ隣にある東登山口から回る3.7kmコースをオススメします。

登山道は関東ふれあいの道にもなっており、標識や案内もあり、比較的整備されていますので安心して登山を楽しむことができます。

最初は急勾配が続きますが、鐘つき堂跡に出るころには緩やかな稜線歩きになります。

西登山口から下山してくると、皇都川を横に見ながらの林間を通って道の駅かつらへと戻ってきます。

距離は3.7kmと短いですが、運動不足の方などは意外と急坂で足腰が試されることになりますが、登山シーズンの最初の1座目として慣らし登山には丁度良い里山だと思います。

道の駅かつらでは美味しいそばやお饅頭、ジェラートなどもあり、すぐにご褒美にありつけるのも魅力的ですね。

また、道の駅かつらでは隣接する那珂川沿いで無料でキャンプをすることができます。キャンプ中の運動にお手軽登山なんていう楽しみ方もありですね。

群馬県のオススメコース

榛名山（榛名富士コース）

榛名山は日本二百名山に数えられる山です。実際には榛名山という単独峰は存在せず、榛名湖を囲む複数の山々の総称で榛名山と呼ばれています。

赤城山、妙義山、榛名山の３つをあわせて「上毛三山（じょうもうさんざん）」として群馬の方を始め、登山者には良く知られている人気の山です。

榛名富士を登るコースでは、約４５分で山頂まで登ることができます。登山道も綺麗に整備されていますので、特に危険な場所もなく初心者やお子様でも気軽に楽しめるコースです。また、ロープウェイもあるので、お子様などの体力に合わせ、帰りはロープウェイを使用するなどすればより安心な登山が楽しめると思います。

山頂からは眼下に榛名湖を見ることができ、遠くの景色は360度のパノラマで一望することができます。季節ごとに変化のある絶景を見ることができ何度訪れても楽しめます。

また、山頂には榛名富士山神社が鎮座しており、縁結び・御産の神様として信仰されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は北関東でファミリーや初心者にオススメなハイキングコースをご紹介いたしました。

どれも、1時間程度で登れる安心なトレッキングコースですが、装備や準備に不足があれば、危険な目にあうことも考えられます。

低山、里山、など侮らず、きちんとした情報を入手して、万全な準備と体調をもって、安全に登山と楽しみましょう。