こんにちわ!MASUOです。
3月に入り少しずつ暖かくなってきました。冬の登山は危険も多く、装備も経験も必要になるので気軽にはいけませんが、暖かくなってきてからの登山は、新緑の景色や清々しい空気などを感じられる楽しみがあり、春からの登山を楽しみにされている方や、昨今のアウトドアブームや健康ブームもあり、春から登山を始めてみよう!なんて方もいらっしゃることでしょう。
登山を始める時に先ず準備するものが登山靴(トレッキングシューズ)です!
トレッキングシューズは様々なアウトドアメーカーから発売されていますが、ローカットやミドルカット、ゴアテックス素材や革素材の登山靴までと、種類がとても多くてどれを買っていいのか迷いますよね。
今回は2023年度版の日帰り登山から縦走などでの1泊登山などでも使えるオススメなトレッキングシューズをご紹介します。
機能的だったり人気のメーカーだったりと特徴があり選ぶのも迷いますよが、トレッキングシューズは見た目だけではなく、自分の足に合っているかが重要となります。
この記事ではトレッキングシューズの選び方もご紹介していますので、是非参考にして頂き自分にピッタリなのトレッキングシューズを見つけてみては如何でしょうか。
- トレッキングシューズの選び方
- オススメのトレッキングシューズ
- オススメメーカー毎の特徴
トレッキングシューズの選びかた
登山にトレッキングシューズが必要な理由は2つあります。
- 足を怪我から守る
- 登山道を快適に歩く
怪我を防いだり快適に登山をしたりするために自分にあった靴選びは非常に重要となりますので、ポイントを覚えておきましょう。
正しいサイズ感【!最重要!】
トレッキングシューズはフィッティングがとても重要です。
同じサイズ表記でもメーカーによって幅やつま先の具合などが違うので必ず試し履きして確認しましょう。
登山では、厚手の靴下を履いたり靴擦れを防止するために、普段のサイズより0.5~1.0㎝大き目を選ぶことが推奨されていますが、初めて購入する際は店舗で正しいフィッティング方法を確認しながら購入することをお勧めします。
- 登山用の集めの靴下を履く
- ひもを緩めてつま先を靴の先端に合わせて登山靴を履く
- つま先を靴の先端に合わせた状態で甲や横幅に窮屈感や違和感が無いか確認する
- つま先を靴の先端に合わせた状態かかとに余裕があるか確認する ※指1本分の余裕がある状態がベスト
- かかとを靴に合わせた状態でくるぶしや足首に窮屈感や違和感が無いか確認する
- かかとを靴に合わせた状態でつま先側から靴ひもを締める ※甲部分はきつめ、足首部分は緩めに結ぶ
- 足の指を動かしたり、つま先やかかとを軽くトントンしたりして、痛みや違和感が無いか確認する
- 実際に少し歩いて履き心地を確認(店舗に傾斜台があれば歩いてみる)
登山は登りが辛くて大変なイメージがあるかと思いますが、実際は下山時に足を痛めて大変な思いをする方の方が多いです。
下山の際は、つま先側に体重が乗り、負担がかかりますので、余裕が無く窮屈な状態で歩くと、爪が割れたりつま先が当たって痛みが出たりしますので、フィッティングで必ず余裕があることを確認しましょう。
必ず店舗で試し履きをして自分に合った一足を選びましょう。
ソールの硬さ
登山では砂利や岩場、木の根が突出している土の道、木道、アスファルトなど様々な道を歩きます。ソールの硬さ形状によって滑りずらさや歩きやすさが変わってきます。
やわらかい(ウォーキングシューズ) |
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柔軟性がありソールが良く曲がる |
舗装路は歩きやすいが山道は歩きづらい |
安定感が低い為疲れやすい |
足首の稼働性が高い |
キャンプやハイキング向き |
中間(トレッキングシューズ) |
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ソールが程よく曲がり地面を感じる |
舗装路では歩きにくいが山道は歩きやすい |
安定感があり疲れにくい |
足首の稼働性が狭い |
日帰り~1泊登山向き |
硬い(アルパインシューズ) |
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ソールはあまり曲がらない |
舗装路では歩きにくいが山道は歩きやすい |
保護力、安定感があり疲れにくい |
足首の稼働性が極めて低い |
縦走や岩稜帯の登山向き |
日帰り登山や一泊程度の登山ではソールが程よく硬いトレッキングシューズをオススメします。
ソールの硬さによって最初は歩きづらいと感じることもありますが、履いていれば慣れてきます。
登山では地面を蹴って進むよりも足を上げて進む動作が多いく、着地の際もかかとやつま先で着地するよりもべた足(足裏全体)で着地をする方が断然滑りにくく、下山時などでは重要な歩き方になってきます。それらの動きではソールはある程度硬さがある方が歩き易くなります。
また、雨上がりの道や沢を歩くこともあるので、滑りにくい靴を選ぶことも大切です。ソールは溝が深いものや太いものを選ぶとグリップ力が高く、泥や土が詰まりにくく、滑りにくくなりますのでさらに怪我のリスクが減少します。
防水性能
山の天気は急に変わることもあります。雨にぬれたり、ぬかるんだ道を歩くことも想定しておきましょう。急な悪天候から足元を守るためには防水性能が備わっているトレッキングシューズを選択するといいです。
防水機能と透湿機能が備わっているゴアテックス素材が人気です。透湿性があると靴の中のムレが軽減され快適に歩行をすることができます。
濡れた状態や蒸れた状態で歩行を続けると豆などができやすくなり、足にダメージを受けやすくなりますので、自らの足元を守る為に防水性は確認しておきましょう。
もし防水性が低いものや、経年劣化で効果が低くなってしまったトレッキングシューズを使用する場合は、防水スプレーなどで対策することをオススメします。
オススメのトレッキングシューズ
キャラバン
日本山岳会隊がマナスル登頂のために開発した、ベースキャンプまでのアプローチシューズが原点のキャラバン 。日本の登山ブームを支えたブランドです。登山入門者にも、軽く・履きやすく・歩きやすいシューズを展開しています。
caravan C1_02S
キャラバンシューズの代表的なモデルです。
登山愛好者が使いやすいように設計されており、履き口まわりに柔らかなクッション材を採用したり、指先まわりにはゆとりを持たせたりと初心者でも違和感なく履ける設計になっています。
つま先部分にはTPU樹脂カップを採用し安全性も高く、キャラバントレックソールは悪路でもグリップ力を発揮し、インソールクッションシステムでは着地時の衝撃を吸収するなど、歩行性能を高める工夫も多く、低山から 富士登山まで対応できる為、初心者のファーストシューズに最適です。
モンベル
国内最大手のアウトドアブランドで、機能性の高さとコストパフォーマンスの高さが魅力のモンベル。モンベルの登山靴は防水性と透湿性はもちろん、初心者でも安心して歩けるシューズが多いのも特徴です。
マウンテンクルーザー400
軽量でフィット感に優れ、履き心地の良いミドルカットの全天候型ブーツです。
アッパーには世界最高レベルの防水透湿性を誇るゴアテックスファブリクスを使用し、メッシュと組み合わせることで優れた透湿性を実現。スエードレザーと樹脂のシートで補強を施し、ガレ場や砂地にも対応する耐久性を備えています。
モンベルオリジナルのトレールグリッパーというアウトソールが採用されており、岩場や木道、濡れた道でもしっかりグリップしてくれますので初心者でも安心な一足です。
コロンビア
アウトドアの盛んなオレゴン州で創業したコロンビアは、機能性だけでなくデザイン性の高さとカラーバリエーションの豊富さが特徴のブランドです 。「オムニテック」という独自のテクノロジーを開発したことで、高機能かつリーズナブルな商品が展開されています。
スティーンズピーク アウトドライ
山の中のあらゆる条件に対応した防水トレッキングシューズです。
防水透湿機能「アウトドライ」が、水の侵入を防ぎ、シューズ内を快適に保ちます。生地には耐久性の高いコーデュラメッシュを使用し、インソールにはクッション性と通気性に優れたオーソライトを使い、長距離や長時間履いていても疲れにくく蒸れにくい快適性を保てます。
ソールには「ヴィブラム メガグリップ」を搭載しているので、乾いた道はもちろん、雨水で濡れた地面でも高いグリップ力を発揮し、山で高いパフォーマンスを発揮できるように考え抜かれた構造は歩行性に優れ耐久性も高いため、登山、トレッキング、ハイキングに最適なアイテムです。
ホカオネオネ
2009年フランスのアネシーで発祥したシューズブランド。ホカ オネオネは、スポーツを楽しむすべての人に向けた上質なパフォーマンスフットウェア製品を手掛けています。アウトドアフィールドで生まれたホカ オネオネのシューズは誕生当初、特徴的な分厚いミッドソールでその名が知られました。大胆で、時には想像を超えるような 手段で、本格的なランナーからフィットネス愛好家まで、スポーツを楽しむ様々な人々に地球を駆け巡る喜びを伝えていきます。
KAHA GTX
強さとサポートという意味のマオリ語にちなんで名付けられた「SKY KAHA」は、その名の通りの性能を備えたトレッキングシューズです。スピードに乗って登りをより簡単に、下りはより楽に歩けるようにサポート。推進力の高いVibramメガグリップアウトソールを備え、ホカ オネオネ独自のRANGITMボトムフォームが耐久性の高いクッショニングと反発性を提供します。また、GORE-TEXの防水メンブレンを採用し、天候や路面状態に関係なく足を快適に保ちます。調節可能なレーシングシステムは、足のタイプに関係なくロックダウンフィットを提供します。
シリオ
日本人の足型を研究した専用の木型をもとに、イタリアで設計と生産を行っている登山靴メーカー。ウォーキングシューズから冬季用の登山靴まで幅広いラインナップがあります。日本人向けに設計されており、他の海外メーカーと比べると足幅が広めに設計されているため長時間の歩行中も足先が痛くなりにくく、快適に歩き続けることができます。
P.F.302
軽装備のトレッキングにおすすめの登山靴。
アッパーにメッシュ素材をつかっているので蒸れなく快適に歩行できます。足首をサポートしつつ前後左右に動かしやすい機能を搭載しています。
ナイロンと合成レザーで通気性も良く、ライニングはゴアテックスを採用し、防水性もありあります。
アウトソールはオリジナルパターンのヴィブラム社製ソール。グリップ性に優れ、変形や摩耗しにくいのが特徴です。
まとめ
今回は初心者にオススメのトレッキングシューズをご紹介いたしました。
日本人の足にも合うように作られた靴や最先端のクッション材で足への負担を軽減できる設計しているメーカーなど、各社に特徴やこだわりが感じられますね。
購入の際は必ず店舗でフィッティングを行い、自分に合った一足を選ぶようにしましょう。
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