こんにちわ!MASUOです。
最近、じわじわと愛用者が増えてきているアウトドアブランドの「GOGlamping」
SNSなどでも目にする機会が増えてきましたね!
私もHENGEN+スクエアタープを実際に使ってみましたが、とても良い商品で今後も期待できるメーカーだと感じました。
詳しいレビューはこちら。
今回はそんな「GOGlamping」から発売されているカヌー自立式トンネルテントをご紹介します。
ご縁があってカヌー自立式テントと専用タープをご提供頂くことができましたので、徹底レビューします。
提供を受けたからと言って甘い事ばかり言わずに、本音レビューをしていきます!
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カヌー自立式トンネルテントとは
GOGlampingという中国の新しいメーカが販売している自立式のトンネルテントです。
ソロやデュオにピッタリなサイズ感で、フルクローズにもフルオープンにもできる、組み立てが簡単で使い方次第では用途が無限大なトンネルテントです。
特徴
素材 | ブラック、サンドカラー |
組み立てサイズ | (約)290×180×150cm |
収納サイズ | (約)58×22×22cm |
総重量 | (約)5.4kg |
材質 | 150Dチェック柄ポリエステル生地 |
耐水圧 | 3000mm |
流行りのブラックカラーと定番のサンドカラーの2色展開で自分のサイト作りの雰囲気に合わせて選択ができます。
組み立てサイズが290×180×150cmとソロキャンプでは十分な広さを確保し荷物を入れても居住空間を確保することができます。
23年12月現在:インナーテントの設定はありません。小型のテントを中に入れるかインナーなしで過ごす形になります。※メーカーでインナーテント開発中との情報あり。
セットに入っている物
丈夫なガイロープと使いやすい大型なアルミ自在金具や蓄光で光るネイルペグが付属されています。
収納バックは余裕があり、片付ける際も余裕をもってバックに収納できるので使いやすいサイズです。
テント本体 | 1体 |
アルミYペグ | 10本 |
ガイロープ | 4本 |
ポール | 5本 |
収納バック | ポリエステル製収納バック |
公式サイトには夜行ペグとありますが、実際はアルミ製のY字ペグが同梱されていました。
専用ヘキサタープもあります!
カヌー自立式トンネルテント専用のオプションとして、専用のヘキサタープもあります。
前後や横に接続することで、空間を拡張することができます。
また、トップルーフに張ることで、屋根を簡易のダブルルーフ化することができ、雨により耐性を持つことができるのはもちろん、真夏には濃い日陰を作ったり、寒い時の結露を抑える効果を期待できます。
現物レビュー!
今回の初張りは、栃木県矢板市の「たかはら花畑キャンプ場」で1泊キャンプをしてきました。
本当は流行りのブラックギアでレビューを考えていたのでブラックを希望したのですが、在庫の都合上ベージュのカヌー自立式トンネルテントをご提供いただきました。
ブラックカラーはかなり人気があり、在庫が入ると直ぐに売れてしまうので気になる方はブラックの在庫を見かけたら即購入をオススメします!
最近の収納袋の流行りなのか、でかでかとKANUの名前が入っています。
小さい袋は専用タープです。
収納
バックの中にはテント本体とポール、ペグが同梱されています。
テントはバックルベルトで巻かれておりまとまっています。収納にははそれなりの余裕がありますので、出し入れも余裕を感じます。
収納バックの内側には設営方法を記した布が縫い付けられています。
内容物
ポールはグレーとシルバーの2種類が入っています。
ペグやガイロープは専用の収納袋に入っていました。
ペグは夜行ペグではなく、赤いアルミのY字ペグ同梱されています。
ガイロープを張る際に使用するには必要十分なペグではありますが、テント本体を固定する場合は引っ掛かりが少ないペグですので、少し心配なペグだなと感じます。
テント本体
広げると畳2畳分くらいの大きさの幕になります。
いざ、試し張り!
説明書を読むのもほどほどに、感覚で建てられるかチャレンジです。
先ずは、入口側のアーチ部を作成
グロメットホールにポールを差し込みグイっとアーチを作りましょう。
プラスチックのフックを順序良くつけていけばOKです。フックが捻じれないようにつけてください。
特に硬い所や無理にテンションがかかるところも無く安心して組み立てができます。
長手方向にポールを通して自立させる
天井部のポールから組み立てましょう。
天井のトップにはポールを通すスリーブがあるので差し込むように通していきましょう。
ポールの洗体をテンション金具にひっかければトップのポールは完成です。
サイドのポールを通してフックをかける
サイドはスリーブが無いので、先端をテンション金具に固定した後にフックをかけていきます。
左右のポールを固定すると自立してテントの全景が見えてきますね。
まだペグダウンしていないので、前後のひさしもぺろぺろですし、ポールの先端が不安定です。
ペグダウンとガイロープ張り
この時点で自立しているので、設営場所の微調整を行い場所が定まったらペグダウンしていきます。
ひさしの足元やスカートのすそなど順番にペグを打っていきましょう。
ペグダウンするときは入口は全閉しておきましょう。開けた状態でペグダウンすると間隔が合わずに閉まらなくなる可能性があります。
この日は風が7m吹く予報でしたので、ガイロープもきちんと張っていきます。
ポールが重なる所にガイロープを結び、4隅にペグダウンしました。
底辺のストラップもたるまないように締めて設営完了です!
ある程度テントを立てた経験がある方であれば、初見でもほぼ感覚で建てることが出来るくらい簡単に立てられました。
テント内の配置を考える
テント本体はサイドの立ち上がりもあり、かなり開放感があるので居住性が高いテントだど感じます。
11月のキャンプは底冷えが心配なので、この日はコットを入れてみました。
コットの下にはODシートを敷いて冷気対策もばっちりです。
ワークマンのコットが横にピッタリと入りました。
全面のスペースに椅子とテーブルを並べてみます。
クーラーボックスを配置し、コットの下に細かいキャンプ道具を仕舞えば、かなり機能的なソロキャンプスペースが出来上がりました!
手の届く範囲にものが収まり、全面が開いている開放感と周りが閉じているプライベート感が両立し、かなり満足度の高い居住性のあるテントだと感じました。
その他の機能
サイドの窓が機能的!
ガイロープで外に引っ張ると立体的なひさしができ、風通ししながらも視線を感じない機能的な窓が作れます!
専用タープをセット
カヌー自立式トンネルテントにピッタリなサイズなので、タープとしては小型の部類になります。
コーナーには、ハトメとプラスチックフックが付いています。
プラスチックフックをポールにひっかければ簡単に設営ができます。
小雨予報だったので、トップルーフに張ってみましたが、収まりがばっちりです。さすが専用タープですね!
別途、自分でポールを準備する必要がありますが、前面に張り出せば、さらに空間ができ、より広々とキャンプを楽しむことができます。
前面、サイド、トップ、などアレンジ次第で様々な張り方ができます、自分のオリジナルを探すのも楽しそうですね!
出入口全開仕様
カヌー自立式トンネルテントは出入口を全開にすることもできます。
就寝するテントを別途用意すれば、3~4人程度に丁度良い宴会幕としも使えますね!
1泊を過ごして感じた本気レビュー
居住性・・・・◎
適度な守られ感とプライベート感がありながら全開すれば開放感を味わえるソロにピッタリな居住性です!
コット、チェア、大きめのテーブル入れても余裕のある空間です。
今回はコットとローチェアがベースの配置ですが夏は座敷スタイルにするなどアレンジが楽しい空間だと思います。
しかし、コットを入れるとピッタリすぎる幅で余裕はありませんでした。コットにシュラフを敷くと壁面の生地とシュラフが常に触れている状態になるので結露した場合はシュラフも濡れてしまう可能性があります。
また、高さは150cmと高くないので直立はできません。出入りの際などは常に中腰になる必要がありますので、1泊2日でも少し腰が痛くなりそうでした。
今回は低めのチェアを使用したので快適でしたが、ハイチェアなどでは少し居住性が落ちるかもしれません。
基本的にはロースタイルかお座敷スタイルが推奨の高さ設定になります。
メリット
- 全てが手の届くソロにピッタリな大きさ
- デットスペースが無い
- 全面にメッシュ窓や全開にできる窓がある
デメリット
- デュオには少し小さい
- 幅も長さも高さもあと10cmの余裕が欲しい
- ハイチェアなど高さのある道具は使いずらい
機能性・・・・〇
23年12月時点でインナーの設定は無いものの、居住性の高さやアレンジ力でカバーできます。
※インナーはオプションとして開発中のようです。
全周にスカートも付いていますので雨や冷気もある程度防げるのは良いポイントです。
サイドの立体的な窓や取り外しができる出入口はテントには無い特徴です。
視線を気にせず換気ができたり、雨でも開放できる立体窓は使い勝手抜群ですし、取り外しができる出入口はアレンジ無限大でとても良い機能だと思います。
しかし、立体窓の下側は全閉しても下側だけは常に開いている状態になっています。
風が強い日などは常に隙間風が入ってきますので何か改善が必要だと思います。
ランタンフックは天井の真ん中に1つだけありますが、何か所かあるとより便利だと感じました。
小物入れは前後に1か所ずつですが、低い位置にあるのであまり使わなかったです。お座敷スタイルなどにすると活用できるかもしれませんが高い位置にも小物入れがあると良かったなと思います。
メリット
- 立体窓が使いやすい
- 全周スカート付き
- ひさしがあるので雨でも出入りが安心
デメリット
- 窓の下側が常に開いている
- ランタンフックが1か所しかない
- インナーはオプション設定になる為、別売り(開発中)
耐水性/耐風性・・・・〇
150Dの生地はとても厚く安心感があります。耐水圧も高く撥水性もあるので、雨でも安心して過ごせました。
買ったばかりなので撥水性が高いのは当たり前だとは思いますが、綺麗にメンテナンスして撥水性を持続できるようにしましょう。
シーム加工も綺麗にされていますので雨での心配は少ないでしょう。
しかし、風に対しての強度は少し心配がありました。
ガイロープを張らなくても自立するので風のない日はロープ無しでも過ごせますが、風が吹く日はガイロープ必須です。
風で下からまくり上げられないようにペグダウンもきちんとした方が良いでしょう。
メリット
- 耐水圧が3000㎜と高い
- 生地が150Dなので厚手で安心感がある
デメリット
- 少しの風でもバタつくときがある
- 生地が厚い為か透湿性は無いので結露が多い
その他の気になる事
たかはら花畑キャンプ場でいろいろ課題も見つかったので、さっそく別のキャンプ場で改めて使用感をチェックしました。
2泊目は「たかはら星の森キャンプ場」です。
ペグダウンがやりずらくて効いているか不安
ペグを打つループが分厚い布部分なのでペグが打ち込みずらいです。
また、付属のペグは対して引っかかる部分が無いので、外れてしまわないか心配になります。
MASUOは改善策として100均などで売っているダブルリングを使ってループを作りました。
ペグも鍛造のきちんと掛かりがあるペグを使用するとかなり安心してペグダウンできます。
テントの入り口部分もダブルリングを通してペグダウンすると半分を常に固定できるので、使い勝手も向上しますし、視線をある程度さえぎれるのでオススメです。
付属品では足りない
風に耐えれるようにペグダウンしたのは、
- テントの四隅
- ひさしの足元
- スカートの端
- 立体窓のガイロープ
- テントの長手方向の真中にあるループ部
- 半分に分かれた出入口の下側固定
全部で22本必要です。付属のペグは10品しかないので、予備を持って行った方が良いでしょう。
ガイロープも、立体窓を作るのに4本使用すると付属品はそれで終わりです。
ポールの重なった部分に結んでガイロープを張って耐風性を向上させたい場合などは自分でガイロープを準備する必要があります。
天候にもよりますがm急な天気の変化に備えられるのがベストです、余裕を持った装備を補充しておくことをオススメします、
焚き火をする場合は離れてやらないと危ない
テントの生地は150Dチェック柄ポリエステル生地なので厚めでしっかりしていますが、ポリエステルなので火の粉には気を付けないといけません。
近くで焚き火などして火の粉が飛んだ場合は穴が開いてしまう可能性があるので注意が必要です。
MASUOもテント1.5mほど離れた場所で焚き火を楽しみました。
2m離れると正直、焚き火と居住スペースの一体感はあまり感じられません。
キャンプで焚き火を楽しむ方も多いと思いますし、パーソナルスペースで一体感を感じた空間作りが醍醐味でもあると思うので、この辺りは何か対策をして一体感を感じれるようになりたいと思う所です。
TC素材のカヌー自立式トンネルテントなどがあれば、焚き火好きな人も含めてより沢山の方が楽しめるテントに進化すると思います。
焚き火と一体感を感じれるTCタープがGOGlampingで発売しています。こちらもレビューしていますので気になる方はチェックしてみて下さい!
まとめ
いかがでしたでしょうか、カヌー自立式トンネルテントで2泊していろいろチェックしてきましたが、良い点も気になる点も沢山感じることができました。
MASUOの結論を一言で言うと、
かなりオススメできるアレンジが楽しいソロにピッタリのテントです!
使い方は自分自身次第、コット寝スタイル、お座敷スタイル、カンガルースタイルなど、様々なスタイルに応用できるので1年中使用しても飽きないテントだと思います!
ぜひ自分の手で確認して、オリジナルの使い方を見つけてみては如何でしょうか。
これから拡張オプションもいろいろ販売されるようですので今後も期待できるテントを今のうちにゲットしておきましょう。
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今後もお得な情報や気になる商品を徹底レビューしていきますのでお楽しみに!
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